コーヒーミル 電動 おすすめ
続いては電動ミルの紹介をする。
値段は全体的に手動のミルより高くなるが、使われているパーツを考えれば当然の価格差である。
まずはこちら
とても有名な商品である。
業務用にハイカットミルというものが存在するのだが、それをそのまま小型化した商品である。家庭用としては申し分ない。
ダイヤルは15段階。
極細挽き~粗引きまで対応して豆や好みに合わせて調整すると良い。
※エスプレッソマシン使用での細挽きまでは対応していないので注意
名前の通りカット刃を使っているので発熱も抑えられ(さらに回転数も低く抑えられている)粉のばらつきもそこまで大きくは無い。
コストパフォーマンスはとても高く、まず最初に買うならこの一台をおすすめする。
ただ、静電気対策をされていないために粉が排出口にくっついてしまう。
さらにプラスチックの粉受けが使用されているためこちらにも粉が付着しやすく、よりいっそう静電気になやまされてしまう。
排出口の静電気はどうすることも出来ないが、プラスチックの粉受けは他のものを使用することで対応すると良い。
分解清掃も慣れれば特に問題は無い。
カラーはブラックとレッドのほかにシルバーが存在する。
シルバーは粉受けにプラスチックが使われていないので、その点では少し優れているが値段もその分高くになっている。
またこちらの商品の改良版のような立ち位置にNEXT Gという商品がある。
こちらは静電除去装置がついていて粉の付着に悩まされることはない。
その他、モーター回転をさらに下げて発熱を抑えたり、スイッチが前面移動されているなど、細かな配慮が目立つ上位互換版である。
予算的に問題なければこちらはさらにおすすめである。
続いての商品はこちら。
名前は少しかわいらしく、本当に大丈夫か?と疑問視されることもあるが、とても優秀な商品である。
一応家庭用の商品ではあるが、業務用としての使用も可能なレベルである。
上記のカリタナイスカットミルと比べられることが多いので、私もそのように商品説明を進めていく。
まず、ナイスカットミルと比べて重量が倍もある。
これはモーター部分のパワーの違いにそのままあらわれており、高速かつ低音で挽くことが可能であり、その精度もナイスカットミルの上を行く。
カラーはブラックとレッドとイエローの三色。
歯についてはスタンダードとカット臼の二種類が存在している。
オプション選択でカット臼を選択すればエスプレッソでの使用も可能なレベルに粒度を細かく挽くことが出来る。
この点でもナイスカットミルに勝っている。
排出口には永久磁石が使用されていて、粉の付着には対策されている点も評価が高い。
※粉受けはプラスチックなのでこちらはやはり他のもので受けることを勧める。
ナイスカットミルに劣る部分としては高速回転が故の発熱くらいであるが、家庭用で短時間使用する分にはまず影響はでない。
より優秀な分値段は高いが、必ず満足できるであろう。
この商品の性能に不満を言う人を見た事が無い、そんなおすすめ商品である。
少し長くなるので、このあたりで一度区切ろう。
次回も電動ミルの紹介予定である。